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2008年7月 9日 (水)

ラードについて

今回はラードについて少し書きたいと思います。
ラードと言うとやっぱり少しイメージが悪い。。そういう私も少し前まではなんとなく敬遠していました。とどのつまりは「豚の油」であることや、前田さんの「皮脂が詰まる」発言でしょうか。
でもそんな私のイメージを変えてくれたのがCRAZY☆SOAPERのみぃのじさんのこの石けん。このせっけんをいただいたんですが、ラード50%も入っているのに本当にしっとりして全然つっぱり感もない。本当に目からうろこでした。(みぃのじさん、その節はありがとうございました。
これなら安心して使えるんじゃないか・・と思い少しずつショップの石けんにもラードを使うようにしてきました。まずはラードが悪いものじゃなくて、植物オイルとなんら変わらない普通のオイルだということをしってもらいたいために。
私はいまじんさんの「純正ラード」を使用していますが、ここのラードに限らずネットショップ等で販売されているラードはほとんどが精製された匂いのない真っ白なラードだと思います。

ラードはその脂肪酸の性質からよくパームオイルの代わりに使われます。私自身もパームオイルの代わりに使っています。まずはラードとパームオイルの脂肪酸の比較から。(ukiuki石けんライフさんよりお借りしました)表が醜いかな。。すみません。

Photo_4

各脂肪酸の効能などは割愛させていただきますが、この中でも比較的肌に優しいとされているのはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミトレイン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸でしょうか。

①ミリスチン酸は気泡力があるといわれるのでラードの方が泡立ちがよさそうです
(パーム1.1、ラード14)

②皮脂の再生に役に立つというパルミトレイン酸がラードには含まれている(少しですが。。)

③ステアリン酸が多いので、固さと泡の持続力はラードの方がよさそうです。
(パーム4.5、ラード15.7)

④リノール酸、リノレン酸が多いので、ラードの方が泡立ちがよさそうです。また適度にさっぱりしそうです。(私はリノール・リノレン酸好きです)

私自身の考えですから、これだけでラードの方がパームより優れている・・ということはいえませんが、少なくとも成分的に見ればパームオイルより劣るということはなさそうです。ただukiuki石けんライフのサイトでもラードはバランスに優れているオイルだと書いてありますし、やはり人間の皮膚に近いものの方がなじみやすいのではないかと思います。実際に手につけてみてもラードとパームではラードの方が肌になじみやすい気がします。

またラードを積極的に使おうと思ったのには、パームオイルと環境破壊の問題もあります。ここでは記事の引用はしませんが、「パームオイル 環境破壊」で検索するとたくさん記事が出てくると思います。
私は以前1年ほどですが、マレーシアに住んでいたことがあります。だからよく記事に出てくるマレーシアのサバ州・サラクワ州といった地名はとても身近に感じられるのです。そこでいろいろな問題が起こっているのなら、少しでも役に立つことをしたいと思っています。

環境問題といってパームオイルだけを取り上げればいいのか・・と言う問題になりそうですが、やはり自分が身近に感じる問題から少しずつ見直していければ・・と思っています。だからといってラードだけを使おう!というのではなく、ラードの使用量を増やしてそれがパームオイルの使用量を少なくできればいいと考えています。

私はこれから石けんを作るにあたってこれからも積極的にラードを使っていきたいと思っています。もちろんラードだけではなく、パームオイルを使った石けんも作っていこうと思います。(まだパームオイルたくさん残っているし^^;)
ただもし私の作った石けんを通してラードに対する「偏見」がなくなってくれたらいいなと思います。

以前の石けん教室でも、生徒の皆さんに実際にラードを手にとって肌に塗ってもらい、肌なじみを試していただいたり、ラードのお話をちょっとさせていただきました。今後の教室もラードを使った石けん作りなどしてきたいと思っています。こうやってちょっとずつ広げていければ。。と思います。

また文章だけになってしまいました。。。すみません。
長文おつきあいありがとうございました。

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